UMI AI GUIDE · 実践ガイド@umi.ai.waza
CODEX × ASTRA / OFFICIAL GUIDE NOTES

Astraへの指示を、
いまの使い方に。

保存したルールを見直す4つのポイント。
点検用の依頼文と、公式の移行用プロンプトをまとめました。
実践用の10のチェックと、状況別の依頼文も追加しました。

机でカードを持つ、うみのキャラクター

こんにちは。うみです!

CodexをAstraで使うとき、以前から保存している指示をそのまま使っていませんか? OpenAIの公式記事は、スキル・AGENTS.md・依頼文を見直すことを勧めています。

この資料は、その要点と実際に送れる依頼文をまとめたものです。一般的なChatGPTの会話に、すべての設定が必要という意味ではありません。

1. まず、3つの言葉を確認

  • スキル:特定の作業でAIが使う手順や知識。説明文には「いつ使うか」を書きます。
  • AGENTS.md:プロジェクトでAIが守る基本指示を書いたファイルです。
  • 依頼文:今回してほしい作業と条件を伝える文章です。

2. 公式記事の4つの要点

スキルは、使う場面を明確に

説明は短く、対象を具体的にします。関係のない作業にも適用される説明や、重複・矛盾を点検します。詳しい手順は別資料に分け、必要な場面で参照できる構成にします。

AGENTS.mdは、今も必要か見直す

毎回すべての資料を読む指示や、作業に見合わない繰り返しテストを点検します。資料は最新に保ち、読む場面を明確にします。必要なテストや安全ルールは残します。

AIが進めてよい範囲を伝える

自分で進めてよい作業と、事前に確認してほしい操作を分けます。確認をすべてなくすのではなく、止まる必要のない場所で止まらないようにします。

どこまでできたら完成か伝える

成果物を作るだけでよいのか、実行・表示確認・修正まで必要なのかを伝えます。まず提案を見たい場合は、そこで止まるように指定します。

同じ指示を別のモデルでも使う場合は、そちらへの影響も確認します。「短くすればよい」「全部消せばよい」という話ではありません。

3. 最初は点検だけ頼む

以下は公式記事をもとに、うみが作った依頼文です。公式の文章そのものではありません。

うみの点検用依頼文
このプロジェクトのスキルとAGENTS.md、作業用の指示を点検してください。
使う場面が広すぎる指示、重複や矛盾、不要な資料の読み込みや確認を探してください。
AIが進めてよい範囲と、完了条件も確認してください。
「残す」「修正候補」「判断に必要な情報」に分け、理由と修正案を見せてください。
安全・機密・権限のルールは残してください。
別のモデルでも使う指示への影響も確認してください。
今回は点検だけです。まだファイルを変更しないでください。

使い方は4ステップ

  • Codexで対象のプロジェクトを開きます。
  • 上の依頼文を送り、点検結果を読みます。
  • 直したい項目を選び、元のファイルを保管してから修正を頼みます。
  • 小さな作業で動作を確かめます。悪くなった場合は元に戻します。

4. GPT-6 Astraへ移行したい場合

こちらはOpenAI公式モデルガイドに掲載されている、Codex用の依頼文です。

OpenAI公式の移行用プロンプト
$openai-docs migrate this project to GPT-6 Astra

openai-docsスキルを利用できるCodexで、移行したいプロジェクトを開いて使います。APIを使うアプリでは、モデル指定や対応する設定・呼び出し方法などの変更が必要になる場合があります。

変更前の状態を保管し、変更されたファイルと確認結果を見てください。画像生成など別の役割のモデルまで、すべてAstraに置き換える必要はありません。

5. よくある疑問

ChatGPTに貼るだけでも同じですか?

同じではありません。プロジェクト内のファイルを点検・修正するには、そのファイルへアクセスできる環境が必要です。普通の会話では、指示文を貼って文章の点検を頼むことはできます。

テストや確認の指示は消してよいですか?

一律に消しません。安全や品質に必要な確認を残し、今回の作業に関係のない繰り返しだけを見直します。

AGENTS.mdやスキルがありません。

無理に作らなくて大丈夫です。まずは普段の依頼文で、任せる範囲と完成条件が伝わっているかを確認してください。

6. 使う前に見たい、10のチェック

ここからは、公式ガイドをもとにうみが整理した実践用チェックです。OpenAIが発表した「10か条」ではありません。使える設定や機能は、アプリや作業環境によって異なります。

01|考える深さを、作業に合わせる

Highで始めてはいけない、という決まりではありません。簡単な整理と難しい判断で、必要な深さを選びます。公式のAPI移行案内では、以前none・minimalを使っていた場合はlowから比較し、それ以外は現在の有効な設定を維持するよう案内しています。

02|分担できる仕事は、役割を分ける

サブエージェントを使える環境なら、独立して進められる調査や確認を分担できます。Astraに結果の整理と最終判断を任せるのも一案です。すべての作業を分ける必要はありません。

03|保存したルールを、今に合わせる

AGENTS.mdやスキルの重複・矛盾、関係のない作業まで対象にする指示を点検します。詳しい考え方は「4つの要点」、最初に送る文章は点検用の依頼文にまとめています。

04|止まったら、理由を確かめる

指示ファイルの影響なのか、情報や権限が足りないのかを聞きます。関係するファイルや文章があるなら、具体的に示してもらいましょう。原因がわからないままルールを消すのは避けます。

05|途中で必要な深さが変わることも

調査のあとに難しい判断が必要になったら、設定を変えるか検討します。APIには会話中の推論強度を変更する仕組みがありますが、対応条件があります。「詳しく考えて」と書くだけで設定値が切り替わる、という意味ではありません。

06|確認してほしい場面を決める

依頼した範囲で進めてよいことと、公開・削除など先に確認してほしいことを伝えます。実際の権限や影響に合わせて決めてください。

07|同じ仕事なら、その場で方向を直す

今の会話で「残す部分」と「変える条件」を伝えてみてください。最初から説明し直さずに続けられる場合があります。別の話題や、前提が混乱した会話では、新しいチャットが向くこともあります。

08|確認は、変更した範囲に合わせる

必要なテストや表示確認を行い、問題が見つかったときに範囲を広げます。「必ず1回だけ」など回数だけで区切らず、何が確認できたら終わりかを伝えましょう。

09|文章の相手と、好みを伝える

初心者向けか、専門家向けか。親しみのある敬語か、短い業務文か。読者と話し方、避けたい表現を先に伝えると、手直しの方向がはっきりします。

10|完成した状態を伝える

案が欲しいのか、動く成果物まで必要なのかを伝えます。作成後の確認や修正も必要なら依頼に含め、どこで止めるかを指定します。

7. 困ったときの依頼文

以下はうみが作った文章です。必要なものを1つ選び、今回の仕事に合わせて書き換えてください。全部を毎回貼る必要はありません。

作業が止まったとき
何が原因で作業を止めたのか説明してください。指示ファイルが関係するなら、ファイルの場所と該当する指示を示してください。情報不足や権限の問題なら、それも分けて教えてください。まだルールや設定は変更しないでください。
方向を変えたいとき
ここまでの作業を引き継ぎ、次の条件だけ変更してください。
維持する部分:[ここに記入]
変更する部分:[ここに記入]
条件が衝突する場合は、どこが衝突するかを教えてください。
成果物まで仕上げたいとき
[成果物]を作り、実際に動くか・正しく表示されるか確認してください。今回の変更による問題を修正し、必要な確認が通ったら結果と残る問題を教えてください。公開・削除・費用が発生する操作は、実行前に確認してください。
文章を自然にしたいとき
[読者]に向けて、親しみのある自然な敬語で書いてください。専門用語は必要なものだけ説明し、抽象的な飾り言葉や誇張は減らしてください。大切な前提や理由は省かず、[文字数]以内にまとめてください。

公式情報

OpenAI:Astraの依頼方法・分担・検証のガイド
OpenAI:会話中の推論強度変更(API・対応条件あり)

確認日:2026年9月14日。この資料はうみによる要約で、OpenAIの公式配布物ではありません。公式の移行用依頼文と、うみが作った点検用依頼文を分けて掲載しています。