UMI AI GUIDE · 実践ガイド@umi.ai.waza

CODEX × ASTRA / SAVE & TRY

Astraを使う
10のコツ。

読んで終わりにしない。
次の依頼で、ひとつ試してみる。

使う場面・頼み方・気をつけること。
投稿の10項目を、実際に使える形にまとめました。

今の困りごとから選ぶ ↓
10個のチェックが並ぶ緑のボードを、うみが見つめています

こんにちは。うみです!

「毎回確認で止まる」「答えが長い」「どこまで任せていいかわからない」。そんなときに、頼み方を少し整えるためのガイドです。全部を一度に貼る必要はありません。今の作業に合うものを、1つ選んでください。

このガイドの位置づけ

OpenAIの公式記事・モデルガイドをもとに、うみが10項目に整理しました。OpenAIが発表した「10か条」そのものではありません。依頼文は、末尾の公式プロンプトを除き、うみが作った活用例です。

主な対象はCodexなどの作業環境です。推論設定・サブエージェント・ファイルの操作は、使っているアプリや権限によって異なります。

01設定を選べる環境

最初から、全部Highにしない。

使う場面|簡単な作業にも、いつも同じ推論設定を使っているとき。

推論の強さは、答える前にどれだけ考えるかの設定です。簡単な整理と、複雑な判断では必要な深さが違います。まず今の設定で結果を比べ、足りないところだけ見直しましょう。

設定を考えるための依頼文
今回の作業は[作業内容]です。
軽い整理で済む部分と、慎重な判断が必要な部分を分けてください。
推論設定を選べる場合は、どの段階で見直すとよいか、理由を添えて提案してください。

注意 Highが悪いわけではありません。この依頼文だけで設定値が変わるわけでもありません。API移行時の公式基準は、none・minimalならlowから比較し、それ以外は現在の有効な設定を維持する、という案内です。

02サブエージェント対応環境

ひとりで全部より、役割を分ける。

使う場面|互いに待たずに進められる調査や確認が、複数あるとき。

サブエージェントは、作業を分担する別のAI担当です。独立した調査を分け、最後に結果をまとめる役を決めると整理しやすくなります。分担の準備が増えるだけの小さな作業なら、無理に分けません。

分担を頼む
[作業内容]を進めてください。
サブエージェントが使える場合は、独立して進められる部分だけ分担してください。
あなたが結果の矛盾や抜けを確認し、最後に一つにまとめてください。
分担がかえって手間になる作業は、そのまま進めてください。

注意 対応していない環境では使えません。必ず速くなる・使用量が減るという保証はありません。

03保存した指示がある人

ルールは、足す前に見直す。

使う場面|前のモデル向けに、細かいルールをたくさん追加してきたとき。

AGENTS.mdはプロジェクトの基本指示、スキルは作業別の手順や知識です。古い指示や重複があると、必要のない読み込みや確認につながる場合があります。短さだけを目指さず、今の仕事に必要かを点検します。

まず、変更せずに点検する
このプロジェクトのAGENTS.mdとスキルを点検してください。
重複、矛盾、使う場面が広すぎる指示、今回の作業に不要な読み込みを探してください。
残す指示と修正候補を、理由つきで示してください。
安全・機密・権限のルールは残してください。まだファイルは変更しないでください。

注意 該当ファイルがなければ、無理に作る必要はありません。別のモデルでも共有している指示は、その影響も確認します。

04作業が止まったとき

止まったら、理由を聞く。

使う場面|進めてほしいのに、途中で確認待ちになったとき。

「続けて」と繰り返す前に、何で止まったのかを確認します。指示の影響なのか、必要な情報や権限がないのか。原因がわかれば、直す場所もはっきりします。

止まった原因を確かめる
何が原因で作業を止めたのか教えてください。
指示ファイルが関係するなら、その場所と該当する文章を示してください。
情報不足・権限不足・指示の解釈を分けて説明してください。
推測しかできない点は、推測だと明記してください。まだルールは変更しないでください。

注意 止まったこと自体が不具合とは限りません。承認や情報が本当に必要な場合は、先にそれを確認します。

05設定を選べる環境

考える深さは、途中でも見直す。

使う場面|情報整理が終わり、難しい判断や原因調査に入るとき。

01は「最初の設定」、05は「作業の段階が変わったとき」の話です。ずっと同じ設定にする必要があるか、今の難しさで考え直します。

次の段階を確認する
ここまでの整理を引き継いでください。
次の作業で、特に慎重な判断が必要な点を示してください。
推論設定の変更が有効そうなら、理由と変更するタイミングを教えてください。
この環境で変更できるか不明なら、その点も明記してください。

注意 「深く考えて」と書くことと、設定値を変更することは別です。APIの会話中変更には対応条件があります。アプリ側に切り替え機能がない場合もあります。

06作業を任せるとき

確認してほしい場面を、先に決める。

使う場面|細かな確認は減らしたいけれど、公開や削除は勝手にしてほしくないとき。

「全部聞いて」「全部任せる」だけでは境目が曖昧です。自分で進めてよい範囲と、確認してから行う操作を分けて伝えます。

任せる範囲を伝える
今回、進めてよい範囲は[調査・下書き・指定ファイルの修正など]です。
この範囲では必要な確認と修正まで進めてください。
公開、外部への送信、削除、費用が発生する操作は、実行前に内容を示して確認してください。
今回の範囲を超える変更が必要なら、その理由を教えてください。

注意 文章で許可しても、アプリの権限や安全上の制限が解除されるわけではありません。

07同じ仕事の修正

方向が違ったら、その場で直す。

使う場面|目的は同じで、一部の条件だけ変えたいとき。

すぐ新しいチャットに移るより、今の会話で「残す部分」と「変える部分」を伝えると、説明し直す負担を減らせることがあります。

変更点だけ伝える
目的は変えず、ここまでの作業を引き継いでください。
残す部分:[内容・デザイン・設定など]
変える部分:[変更したい条件]
変更の影響がほかにも出る場合は、その箇所を教えてください。

注意 別の話題に変わる場合や、前提が混乱している場合は、新しい会話で整理し直すほうがよいこともあります。

08コードや成果物の修正

確認は、直した範囲に合わせる。

使う場面|小さな修正なのに、関係の薄いテストまで繰り返しているとき。

大切なのは回数ではなく、必要なことを確かめたかどうかです。変更した箇所と影響する範囲を確認し、新たな問題が見つかったら確認を広げます。

確認と終了の基準を伝える
今回の変更箇所と、その影響範囲に合う確認をしてください。
必要な確認が通り、未解決の問題がなければ完了として報告してください。
新しい不具合や懸念が見つかった場合だけ、確認範囲を広げてください。
確認できなかった点は、できたことと分けてください。

注意 ログイン・決済・データ変更など、影響が大きい作業では広い確認が必要です。「1回で終える」と一律に決めません。

09文章を頼むとき

文章の好みは、先に伝える。

使う場面|長すぎる、堅い、専門用語が多い、と感じるとき。

誰が読むのか、どんな話し方がよいか、避けたい表現は何か。最初に伝えると、文章を直す基準がそろいます。

読者と文体を指定する
[読者]に向けて、親しみのある自然な敬語で書いてください。
結論を先に伝え、必要な理由は省かないでください。
専門用語は必要なものだけ説明し、誇張や抽象的な飾り言葉は避けてください。
[文字数]以内で、箇条書きは整理に役立つ場合だけ使ってください。

注意 「短く」を優先しすぎると、前提や条件が抜けます。読みやすさと正確さは、両方確認しましょう。

10最後まで仕上げたいとき

「やり方」より、完成した状態を伝える。

使う場面|説明や最初の案だけで終わり、成果物がまだ使えないとき。

何を作るかに加えて、表示・動作確認や修正まで必要かを伝えます。案を見てから決めたい場合は、その地点を終了条件にします。

完成条件を指定する
[成果物]を、[使う目的]に使える状態まで仕上げてください。
完成条件:[必要な内容・形式・動作]
作成後は必要な表示・動作確認を行い、今回の変更による問題を修正してください。
完了したこと、未確認のこと、残る問題を分けて報告してください。
公開・外部送信・削除・費用が発生する操作は、実行前に確認してください。

注意 「最後まで」は、頼んでいない操作への許可ではありません。できない確認を、完了したと報告させないことも大切です。

OPTIONAL / OFFICIAL PROMPT

移行そのものを頼みたい人へ。

指示の点検と、アプリのモデル移行は別です。以下はOpenAI公式モデルガイドに載っている、Codex用の移行依頼文です。

OpenAI公式・原文
$openai-docs migrate this project to GPT-6 Astra

openai-docsスキルを利用できる環境で、対象プロジェクトを開いて使います。実装の変更につながる可能性があるため、変更前の状態を保管し、差分と動作を確認してください。指示を点検するだけなら、まず03の依頼文を使いましょう。

以前の「指示を整える4つのポイント」も読む →

出典と、この資料について

OpenAIの公式情報を参照し、説明と依頼文を初心者向けに再構成しています。使える機能は利用環境で確認してください。

確認日:2026年9月14日。うみによる独立した実践ガイドであり、OpenAIの公式配布物ではありません。結果や使用量の改善を保証するものではありません。